王子を浴びた
何この映画。
こーーーんなに感情ｸｿ重超スペクタクルヒューマン映画だとは思わなかった…泣いた…めっちゃ泣いたしときめきが止まらない…怖い……
頑張って感想なるものを綴りたいと思います…
まず冒頭。
え、待って？？？？？？心の準備って言葉知らないのかいこの事務所は？？？？？？
一部しか映ってないのに溢れ出る顔面の良さ！！溢れ出るラスボス感！！！！
隠せてねぇ～！！！！！！
こいつぁアラン・シラハマ一択じゃ～～～い！！！！！！！！！！！！
からの何事も無かったかのように始まる、初めましての方にも手厚い詳しい解説。待ってくれよもう感情が大渋滞だよ。始まって5分ぞ。
でもさっすがLDH！！私も忘れてたところあったから解説は凄くありがたかった！！(おい)
そして始まるんやなぁ～とうとうスクリーンで王子が大渋滞するんやなぁ～って凄くワクワクした…あのCMのテンションもあってめちゃくちゃワクワクしてた…私ワクワクしてたんだよ…宇海さん…
さて本編が始まった。分かる分かる、机に伏せて寝るのって意外と寝れちゃうんだよね。分かるよ果音ちゃん。
奏様が持ってきた白薔薇と尊人くんが持ってきたお菓子のおまけ。並べてみると一目瞭然、白薔薇の方が美しい。「女性は美しい物が好き」ってきっと思っていただろうから、そりゃおもちゃを見て笑う果音ちゃんに対して「ハァ？」ってなるし大嫌いって言っちゃうよね…今思うと大嫌いなんて言われて果音ちゃんツラかったよね…；；
奏様、ここのシーンだけじゃなくてドラマからの話なんだけども、果音ちゃんに出会ってからの奏様って凄く人間味が出てきた気がするんですよね。1話の頃ってあまりにも王子しすぎててどこか人間じゃないみたいな感じがあって…言い方悪いかもしれないけれど、完璧すぎて人としての面白味が無かった。
そんなまるで地球が恋人のような奏様が彼女に対して“だけ”「大嫌い」って言ったんですよ。好きと嫌いは紙一重。言葉的には最悪かもしれないけれど、彼は既に特別な感情を抱いていたんやなぁと思いました。
そしてまぁ～！！京極尊人よ！！ずっっる！！ポッケから無造作に出てくるお菓子のおまけ～！！SUKI～！！妹が、とか身内ネタ出されると弱い～家族思い～SUKI～！！(推しに対して甘すぎる)
笑顔になる果音ちゃん見て「ｯｯｼｯｯ！！！！」ってやる兄弟is平和。
でもまぁ、この時奏様は「白薔薇を渡して“あげる”」だったし尊人くんは「“奏が渡したから”自分もやった」って事で果音ちゃんの事なんか考えてないな～って思った。
でも、きなこ本人は尊人くん大好き人間なので、何でもOKかっこいい！！でも映画的にね！！感想を言ってるので！！きなこ本人は尊人くん大好き人間なので！！
選手権までの練習と選手権本番はただただしんどかった。シンデレラ願望ガン無視三銃士なんて言ってごめんね、みんな王子様だった…
でもお姫様抱っこされてる時は京極竜じゃなくて川村壱馬になっちゃってるよ～！！てかなんで成人男性を軽々お姫様抱っこできるの？こわ、鈴木伸之こわ……
あと何があったっけ、壁ドンするチーム奏…壁ドンするチームネクスト…壁ドン…フルコンボだドン………
しょうもな。次！
特に印象に残っている戦いは、アクションとデートですね！！
エコノミークラスのアクションはハイローみがあってさ…LDHのアクションって感じがした…完全に喧嘩殴りする兄弟とスタイリッシュ殴りのネクスト…しゅき……
生徒会！！あのゲームやった事あるよ！！戦国無双の石田三成(扇子)と、戦国BASARAの豊臣秀吉(素手)！！！！めっちゃやった事ある！！！！
チーム奏！！特撮オタク大歓喜！！エグゼイドとキョウリュウジャーだ！！「行ってください！！」って言う元ちゃん完全に永夢てんてー！！ｴｷｻｲｴｷｻｲ！！(^ω^)
奏様はしっかり護身術習ってますみたいな戦い方してて、最高だったそういうの好き…ああいう戦い方するのストリートファイターにいたな…
デートの話をしたいんだけども、デート前のランキング発表で5位以内に入れなかった先生の顔がめちゃくちゃ好きです。(´･ω･`)完全にこれだった。
あと「モテと王子力は違う」ね！！ｶ～～ｯてなった！！伝われ！！(ブログの意味)
はいデートデート！！
葵様。まず佐野玲於と花の合うこと合うこと。葵様らしかった～…果音ちゃんを前にどぎまぎする姿が、眉目秀麗・成績優秀な完璧生徒会長じゃなくて好きな子を前にして慌てちゃう1人の男の子でとてもとてもよかった……
光輝くん。北ちゃんが撮ったんか？って思うぐらいロマンチックだった。北ちゃんが撮ったんか？ネクストはザ・少女漫画が本当～～に似合う！！後ろでニヤニヤしてる海司・陸コンビも相まって青春してんな～！！アオハル～！！って感じがした…最高…
竜ちゃん。待ってね………ｽｩ…………竜ちゃん自宅デートシーンで私はほぼ満タンに入ってたカルピスを飲み干しました。映画館の飲み物って一番小さいサイズでも大きいやん？飲み干しました。
何あれ？おま、何さらっと自宅に…私でもお前の自宅入ったこと無い(当たり前)
あんなさ～！！家族思いで弟妹に「竜にぃ」って呼ばれてる姿見たら…将来を思い描く………黙るわ……
2人きりになって果音ちゃんに好きな人いるのか聞こうと「お前好きな奴………」って切り出すけど「…ﾊｯ、やっぱいい…聞きたくない…」って竜ちゃんｯｯｯ；；そういう所は臆病なんだね…；；兄貴の姿が浮かんだのかな；；
怖かったんやね、きっと自分じゃないってのも分かってたんやね。1歩後ろで冷静に見てる竜ちゃんが分からない訳ないよね。
「聞きたくない」が果音ちゃんに聞こえてるか聞こえてないかぐらい凄く小さい声だったのも凄いよかった……川村壱馬is何者………
尊人くん。カルピスを飲み干した私はこのままIKEAに行くのかなとか思ってしまった(ガチTV参照)
子どもの話しだした時は「た、尊人くんそこまで将来を思い描いてるの！？はや、早くない！？」ってなったけど、その後の慌てふためく姿は大型犬みたいで可愛かった…ありがとう…ああいう素直な所が尊人くんの良いところなんだろうなぁ…太陽みたいだね…
奏様。………ね。(なにが？)一番物語が動くシーンだった。彼が自分の気持ちに気付くシーン。
あの曲なんだったっけ……めちゃくちゃ聞いたことある曲なんですよ……曲分かる方教えてください……
カメラ越しに見ている人は沢山いるけど、その場で聞いているのは果音ちゃん以外にいないんだよね。1対1。「果音のために弾く」って決めてたから、嫌でも果音ちゃんのこと考えるよね。邪魔する人いないから。歌いながら彼女の顔を見て自分の気持ちに気付いたんやろなぁ。最初は画面の向こうを見ていたけど、最後は果音ちゃんの目を見てた。あの時、彼女の顔はしっかり映ってなかった気がする。どんな表情していたのだろう。
キスだって、言葉に出来ない「好き」が溢れてしまった故の行動なんやろなぁ。人間、感情がごちゃごちゃになると言葉出なくなるもんね、オタクにもそういう現象起こる。
その後カメラ外したのも、カメラ越しの沢山の人達じゃなくて果音ちゃんたった1人に伝えたかったからで。
見てる私ははちゃめちゃに奏様にときめいたけど、果音ちゃんにとっては凄く辛かっただろうなぁって思った。だって、2年前から写真をポケットにずっと入れて恋焦がれてたのに、再会してからは色々と歯車が噛み合わなくて、終いには「大嫌い」って言われたんだよ。それなのに突然キスされて抱きしめられて告白されて。どれだけ振り回されたらいいんだよってね。
彼らの頑固さが生み出してしまった故のすれ違いだけど、しんどいね…
でも私はときめいた…私はね…決して嫌いな訳ではないけど、私、奏様みたいなキャラにはときめかないタイプだったんですわ…でも…もうね、このシーンは本当にときめいた…シンデレラ願望凄かった…
そしてなんやかんやあって、三代目J SOU………いえ、三代目伝説の王子となった奏様。
急いで彼女の元に行ったけど、彼女から「全部嘘だった」と伝えられて。
後ろで聞いていた側近も兄弟もそりゃびっくりですわ…でもあそこで「あ～尊人くんってこの中でも大人なんやな～」って思ったんですよ。「まじかよ…」って言う竜ちゃん、怒り任せに奏の元に行こうとする側近。
でもさ、尊人くんはさ静かにその場を見てて、側近達を制してたんだよ。あ～大人だな～って。学ラン着てるとはいえ、最年長だもんね。
しっかり静かにその場を見て、しかも果音ちゃんの頬をつねる仕草まで見てるんだよ…
うーん打ちながら思ったが、あんだけ果音ちゃんの事本気で思ってたのに、嘘って言われてもあんだけ冷静にいれるのちょっと怖いなーとも思ってしまった…
というか、元々は映画の撮影中の果音ちゃんに惚れたのに、素を知った後どうしてあそこまで好きになったんだろう？素の彼女のどこに彼は惹かれたんやろ？しっかりと分かる描写が無かった分、ちょっと怖かったり。
あそこの場面めちゃくちゃ尊人くん格好良くて最高に付き合いたいと思ったけど、よく考えてるみると…うん、色々と疑問が出てきた…
はい次！！！！
伝説の王子になった奏の表情は晴れることなく、ただ淡々と仕事をこなしていく。
ちょっとね～…この辺感情がぐちゃぐちゃで順番が…申し訳ない…
京極兄弟！！！あの車でのシーン！！！もう本当に…竜ちゃん…「もう兄貴と同じ奴を好きにはならねえよ」って言った君の顔は清々しくて素敵な笑顔だったよ…君は必ず幸せになる……あー私が幸せにしたい…黙るね…
でもやっぱり兄貴に抱っこされると川村壱馬の顔になっちゃうんだなぁ～KAWAII～～
ひとしきり笑ったあと、兄貴の背中を押す竜ちゃんは最高に素敵な弟で兄貴の気持ちに寄り添ってて…ｳｯ竜ちゃん…；；幸せにしたい…；；
それで果音ちゃんの元へ向かう尊人くん。普通のデートを申し込むために。
でもさぁ～！！絶対あの時既に果音ちゃんが誰のことを想っていたか分かってたじゃん！？だって頬つねる仕草見つけてるんだもん！！
諦めるために、自分の気持ちにケリをつけるために「デートをしよう。」って…覚悟を決めて…結ばれないことを分かった上で…それでも気持ちは伝えたくて……「待ってるから」って……しんどい…たﾞかﾞとﾞくﾞんﾞ；；；；；；
その様子を見ていた奏に「本当にいいんだな？」って確認したのも優しさだよね…なんて言ったらいいんだろう…「このままだと俺の女になるけど本当にいいんだな？」というよりは「このままだと、お前も果音も幸せにならないけど本当にいいんだな？」…みたいな……
今思い出したけど、奏様が家で弾いてたのってカノンだよね…果音…カノン…ﾎｱ～～……上手に弾けてなかったのも果音の事を考えていたからだよね…カノンの音を所々間違えるのも音に彼のモヤモヤを当てはめてたのかなぁ…
そんなモヤモヤした奏を見かねた誠様……本当に；；誠様；；；；
世界一かっこよかった…好きな人には世界一幸せになってほしいもんな……；；あの切なそうな顔は塩野にしか出来ない……儚かった……それでも誰よりも奏を横で見てきたという自信が見えて「これが正解だ」と言い切ってるようなお顔してて……諦めもあったかもしれないけれど、100％諦めの表情では無いように見えた…どこかお兄ちゃんみたいな眼差しで……背中を押すと同時に彼の恋は終わったけども、きっと彼は一番良い形で恋を終わらせたと思う……竜ちゃんも誠様も本当に優しいね……幸せになって……
写真のシーンは、生徒会がナイスすぎて…恋のキューピット……
2年前から持っていた写真を捨てるって相当の覚悟が無いと出来ないよ……本当に諦めるつもりだったんやね……
そして走り出した奏。でも先にたどり着いていたのは尊人くん。てか20時からデートって、難しくない？デートというデートって出来ない気がする。ﾊｰｰｰｰｰ彼は最初からデートなんてするつもりなかったんやね；；；；
19:47。20時になる前に彼女の元へ向かったのは奏が来る前に全てを終わらせたかったからかな。一刻も早くね。そして彼女の背中を押したかったのかな。
自分が抱きしめても彼女は頬をつねらない。頬をつねると痛みを感じる。心が動かない。
でも奏が抱きしめたら彼女は頬をつねる。頬をつねっても痛みを感じない。心が動く。
もう決定的だよね。勝てないよ、そんなの。だって彼女の心は完全に奏に奪われてるんだもん。取り返せないね。
尊人くんの涙は凄く綺麗で…悔しかったけど、彼女の幸せを祈ってるようだった……
幸せになって……(n回目)
走っている奏は王子なんかじゃなかった。ただの男の子だった。好きな人に対して一生懸命な男の子だった。さっきの生徒会のデートの時にも言ったなこれ、でもそう思ったんだもん！！(もん)
2年前に出会った場所でまた出会って……「僕の負け。」奏らしいな～って思ってすごくよかった。あんなに運命を「神様の巡り合わせと」信じ切っていた奏が「運命は自分たちで切り開くもの」と思ったんだよ～；；
果音ちゃんと出会わなかったら一生「王子」を背負っていかなきゃいけなかった奏が「王子」を背中から降ろした瞬間に見えた。
も～ダメだ～ここは爆泣きしてて記憶が…あと5回ぐらい見に行きます……
その後はね～！！京極兄弟は可愛いし、ネクストは相変わらずモテたいモテたい可愛いし、生徒会はただの癒やしだし、先生はあのまま突き進んで欲しいし、3Bは女が好きだ～～！！！！！！
誠様と元ちゃんはもうよく分かんね(投げるな)
「手繋いでもいい？」って並んで歩く奏と果音ちゃんの絵はよかった……奏が跪くのでもなく、果音ちゃんが見下すのでもなく、横に並んで一緒に歩く…ゆっくりでいいから、どんどん愛を育んでいってくれ…
ここの時点でハンカチぐしょぐしょ。泣きすぎ。
あ～疲れた、とても良い疲れ…最高だった、ありがとうLDH…良い夢が見れ………
……黒塗りの……高級車………！？！？！？！？
あ、止まった！！！止まった！！！！！！
人出てきた！！！！！！蘭丸亜種みたいなコート来てる！！！！！！
し……！！
白濱亜嵐だ～～～～～～ｯｯｯｯｯｯ！！！！！！
顔がいい！！！！！！彫刻！！！！！！カラコン似合いすぎFFかよ！！！！！！！！！
え、
廣瀬くん？？？？？？？
ガタイがいい男出てきた
ぬいぐるみ持ってる～！！！！！！桜蘭高校ホスト部～！！！！！！！！！
は？
え？
よし
吉野ほ
え？
ん？？？？？？え？？？？？？？なに？？？？？？？？
天堂…え？？？？？？？なに？？？？？？？？
こうして、私のプリレジェ映画は幕を閉じましたとさ！！！しばらく椅子から動けませんでした！！！！！！
ぶっちゃけ、最後のインパクト強すぎるねん！！！！！！！！！なに！！！！！！
プリレジェは続くよどこまでも！！！！以上！！！！
